認知行動療法をセルフでやってみましょう!

こんにちは、カウンセリング・プレイスの勝山 智之です。
認知行動療法を一人で実践するのは難しいですが、簡単にできる「コラム法」についてご紹介させていただきます。

まずは、以下のような流れで、出来事と感情を振り返りましょう。

(例)職場の同僚から「この本読んでみて」と仕事に役立つ本を何冊か渡された。

(例)いらだち90%  屈辱感80% 悲しい70%

(例)私がこの前ミスをしたから、しっかり勉強しなよって意味?迷惑をかけないでと思っているかもしれない。
きっと嫌味のつもりで本を渡したんだ。

(例)普段は本なんてすすめてこない。
いつもはもっと明るく接してくれるのに、すごくぶっきらぼうに本を渡してきた。
怒っているようにみえた。

(例)口調のトーンは低かったけど怒ってはいなかった。
ぶっきらぼうだったけど、迷いながら渡しているようにもみえた。

(例)もしかして、ミスをして落ち込んでいる私を心配しているのかもしれない。
普段真面目な話はしないから相手も気まずいのかな。
勇気を出して本を渡してくれたような気がする。

(例)嬉しい60%  納得80%  後悔50%

最後の段階で、もし気分が改善しなくても気にし過ぎないでください。
感情のプロセスを言語化できたことに達成感を持ちましょう!
今後の改善策に必ず役立ちます。